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スマホを主要 Web 閲覧デバイスに使う人が増加

スマホを主要 Web 閲覧デバイスに使う人が増加

http://japan.internet.com/research/20120907/1.html

携帯電話とスマホの所有率逆転は時間の問題

http://japan.internet.com/research/20120817/1.html

 仕事で一日中パソコンに向き合い、仕事の内容においてもWeb閲覧の比重が高かったり、或いはほどほど余暇的なWeb閲覧が可能な環境の人を除けば、純粋にWeb閲覧を目的とした接触時間についてはパソコンも携帯端末も然程大差なく、その傾向は概ね20代を境として若年層では既に逆転しているようです。若年層においては日中にパソコンと向き合う機会が仕事でパソコンを扱う大人に比べて少ないことも影響していると思われます。

 従って、若年層の年齢が今後上がるにつれて、ここで見た傾向が30代以上へそのままシフトしてくるのかどうかは未知数です。また、減少傾向にあるとはいえTVの牙城は未だ揺るがず、年代ごとの差は大きいものの、総じて4~6割程度の比率を維持しています。

 そういった中で「インターネットのWebサイトを見る際、主に使用しているデバイスは何ですか。」という主観的要素の強い問いに対して、減少傾向にあるもののパソコンを主と答える比率が圧倒的に高いのは興味深い点です。

 可能性を幾つか挙げると、携帯電話等では「通話以外」の内容としてゲームなどが主である、Web閲覧に当たるとは余り意識せずに携帯電話等に接している、携帯電話等でのWeb閲覧も使うには使うものの操作性や画面サイズなどの関係であくまでサブの扱いと考えている、等々があります。もちろんこれらに限りません。

 そのうち2点目については、現状の携帯電話等からのトラフィックの大半が動画にシフトしていて、当人はWeb閲覧ではなく動画閲覧だと思ってのこと、という仮説が立ちます。その場合、人が情報を獲得したりコンテンツを消費したりする手段としては既にTVと携帯電話等が拮抗し、今後その傾向が強まっていくことが予想されます。

 また最後の3点目については、まだ勢いの衰えないスマートフォンの普及に伴い、更なる伸び代が期待できるという余地が生まれます。

 いずれにおいても、コンテンツの陳列先をこの1~2年で迅速に携帯電話等へ移行し、モバイルネットワークを介したビジネスの重要性が高まることが十分考えられるかと思います。そのような時代がもし訪れたとき、TVやパソコンなどの現代の主役の位置づけは画面サイズや入力デバイスの差異により差別化された携帯電話等の補完的デバイスへと交代することになるのかも知れません。

 個人的には現在も一部製品化はなされているものの、それらが一体となって利用シーン毎の使い分けの一選択肢となる中で、TVのリモコンも早期にスマートフォンやタブレットアプリとしてソフトウェア化され、もっと使い勝手の良いTVへと進化してくれることを期待します。


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